DERMATOLOGY

PFC注入治療

取扱い院: 新宿院

「PFC(Platelet-derived Factor Concentrate)注入治療」とは、自分の血液から抽出した成長因子を使って、ご自身のためだけに作られる製剤を使用した最新の治療法です。
採血した血液に含まれる血小板から抽出した、肌の再生力を活性化させる成長因子の働きで、コラーゲン産生や毛細血管の新生などを促進し肌の若返りを図ります。
自己の血液を使い、余計な添加物は使用しないため、アレルギーや副作用の心配もありません。

こんなお悩みをお持ちの方に

目周り、額、口元、首、手のしわ
目の下のくぼみ
肌のキメが荒く、くすんでいる
毛穴の開きが気になる　など

PFC注入治療の特徴

同量の採血か抽出された成長因子の濃度はPRPの2倍以上。
患者様自身の血液を使用するためアレルギーや副作用、添加物の心配はなく、製造後はフリーズドライの状態で保管ができるため、保管期間中に成長因子の濃度が変化することはありません。

肌が若返る!?豊富な成長因子(GF)とその作用

PFC注入治療で採血した血液から抽出される成長因子には、肌の再生力を活性化させる様々な作用があり、その作用は長期継続が期待できます。
PDGF　細胞増殖、血管の新生・修復、コラーゲン産生
FGF　組織を修復、コラーゲン産生、ヒアルロン酸産生
EGF　上皮組織の成長促進、血管新生、創傷治癒を促進
VEGF　血管内皮細胞の増殖・新生
TGF-β　上皮細胞・血管内皮膚細胞の増殖、新生創傷治癒を促進

PFCの製造について

厚労省特定細胞加工物製造許可施設(施設番号FA3160006)で製造、感染症検査(HIV抗原抗体など)、血液検査、無菌検査など血液の安全性や適応をチェックします。
採血からPFC製造の完了までを、1人ずつ異なるバーコードで管理し、オリジナルナンバーを、パッケージと瓶にラベリング致します。
血液検査、製造、無菌検査の過程を経て約3週間後、患者様のPFCがクリニックに届きます。

治療の流れ

1.医師による診察/治療方法の説明
2.採血

約50ccの血液を採取します。
3.製造

血液検査・製造・無菌検査の過程を経て、3週間後ご自身のPFCがクリニックへ届きます。
※1セット6バイアル製造・6ヶ月保存可能
4.施術

洗顔後、注入は麻酔クリームを塗ってから行います。
※採血と注入施術は別日となります。注入はバイアルを生理食塩水で溶解し、水光注射専用機器「BellaVitaInjector」を使用して行います。
※希望によりリジュランで溶解することも可能。別途料金。

施術概要

施術時間	顔全体：30分 ※部位により変動あり
痛み	チクっとする程度 ※施術により異なる
赤み・腫れ	一時的な腫れや赤み、ほてり。注入による内出血あり ※個人差あり
メイク	翌日より可
施術間隔	1ヶ月に1回
麻酔	麻酔クリーム
ダウンタイム	3日から1週間程度

PFC注入治療の料金表

診察料: 1,100円; ※点滴含め、施術を行った場合は、診察料はいただきません。

注意事項

PFCは、感染症検査(HIV、HBV、HCV、梅毒、HTLV-1)で陰性の方のみ作成が可能です。血液検査の結果、加工作業ができないとなった場合は、血液検査代金(16,500円税込)の負担をお願いしています。

加工したPFC(1ml×6バイアル)の保存可能期間は6ヶ月間です。
保存期間を過ぎたPFCはご使用いただけませんので破棄させていただきます。その場合の返金は致しかねますのでご了承ください。

採血部位に一次的の痛み、腫れ、内出血、硬結、しびれがみられることがあります。
一般的な注入療法と同じく注入後に痛み、赤み、皮下出血、かゆみや発疹などのアレルギー症状がみられることがあります。
症状が長く続く場合には、早めに当院の診察をお受けください。
施術部位は強い刺激(擦る、マッサージ等)はお控え下さい。

下記に該当する方は、施術をお受けいただけません。